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【ドレス選びの進め方】ウェディングドレスの種類
ウエディングドレス
最終更新日:2020/08/27
ドレス探しをいざ始めてみると、「Aライン」や「エンパイアドレス」など、専門用語に出会うことも増えるのではないでしょうか。
今回は、これからウェディングドレスを探し始める方必見!ウェディングドレスの種類を形・シルエット別にご紹介していきます。
決定している結婚式場に合うデザインや、体型をカバーできるデザインなど、ウェディングドレスは本当にさまざま。
運命のドレスに出会う1歩目として、ウェディングドレスの種類を覚えて、少しずつ候補のドレスを選んで行きましょう!
Aライン
アルファベットのAのようなシルエット「Aライン」
最初はAラインから。名前の通り、アルファベットの”A”のようなシルエットのドレスです。
ウエストから裾にかけてスカートがまっすぐに広がっているのが特徴で、どんな体型・身長の方でも着こなしやすく、また好き嫌いも分かれにくい王道デザインと言えるでしょう。
Aラインの特徴
Aラインはウエストの位置が比較的高いものが多く、スタイルが良く見えるのが特徴。背が高い人も低い人も、細身でもぽっちゃりでも、抵抗なく着やすいデザインです。
どんなドレスを着ようか迷っている方は、まずはAラインを着てみることをおすすめします!
シンプルなAラインは全体的にスッキリしていて、スタイル良くクラシカルにまとまります。
チュール素材のスカートだと、スカートの広がり具合にボリュームが出るため、より華やかになります。
シルク素材のスカートは、Aラインがくっきり美しく出ます。
プリンセスライン
ボリュームのあるスカートが「プリンセスライン」
まるでプリンセスが着ているドレスのように、ふんわりと大きく広がるスカートがプリンセスラインの特徴。 (ちなみに、Aラインとプリンセスラインの明確な境界線はありません。)
プリンセスラインの特徴
プリンセスラインのポイントはなんと言ってもボリュームのあるスカート。Aラインよりも華やかで、可愛らしい雰囲気になります。
またスカートにボリュームがあるため、ウエストや上半身が細く見えるのも魅力的。
大きく広がるスカートとキュっと締まった上半身で、全体的なバランスがとても良くなります。
ミカド素材のプリンセスラインは上品でクラシカル。大人可愛いドレスを探しているならぜひご試着を!
オフショルダーや、お花のモチーフなどが贅沢に付くと、更にプリンセス感が増してキュート。
マーメイドライン
膝まで身体にフィット、まるで人魚のような「マーメイドライン」
上半身から膝のあたりまで身体にぴったりとフィットしていて、ひざ下のスカートはまるで人魚のひれのように広がっているシルエットをマーメイドラインと呼びます。
女性の曲線美を強調し、大人っぽい雰囲気になるドレスです。あまりシルエットを強調したくない人向けに、ゆったりとしたデザインの「ソフトマーメイド」も最近はよく着られています。
マーメイドラインの特徴
プリンセスラインは身体のラインが強調されるため、エレガントで大人っぽい雰囲気に。背が高い方や、ウエストが締まっている方には特におすすめのシルエットです。
身長やスタイルに自信がなくても、ブライダルインナーやヒールの高いシューズで補正ができますので、セットで検討をしてみてくださいね。
王道マーメイド。マーメイドは身体をひねるようにした立ち姿が一番素敵です!
チュール素材のマーメイドは、身体にフィットしながらも軽やか。
フィットさせすぎないシルエットのソフトマーメイドは、体型を気にせずに着ることができるのと、比較的歩きやすいのも嬉しいポイントです。
スレンダーライン
さらっと着れる、抜け感が大人な「スレンダーライン」
名前の通り、全体的にスレンダーにまとまっているシルエットのドレス。Aラインやプリンセスラインと比べるとスッキリしているため、大人っぽさや抜け感が特徴です。 インポートドレスに比較的多く、きめ細かいビジューや刺繍が施されているものもあります。
スレンダーラインの特徴
スレンダーラインはシンプルで小回りも効くので、コンパクトなパーティなどにぴったりです。また、重厚感・クラシカルというより、カジュアル・ナチュラルなテイストが強いので、開放感のあるウェディングを検討している方におすすめです。
スレンダーラインのシンプルなドレスに、繊細な手縫いのお花がとっても映える大人可愛いドレスです。
インポートのスレンダーラインを探すのであれば、おすすめしたいのがジェニーパッカム。
控えめなボリュームでも、きめ細やかなレースやビーズのあしらいで、とっても華やかなスレンダーライン。
エンパイアライン
胸下に切り替えがある「エンパイアライン」
エンパイアラインは胸の下に切り替えがあり、ウエストの位置が比較的高くなっています。スカートは切り替えの部分から裾まで自然に流れているものが多く、全体的なシルエットはスレンダーラインに似ています。
エンパイアラインの特徴
エンパイアラインのドレスには、シルクなどつるつるとした生地よりも、チュールやオーガンジーなど、ふんわりとしたものが多く、そのためナチュラルなイメージになることが多いです。
ガーデン挙式や、アットホームなレストランウェディングにぴったり。
また、ウエストの締め付けが他のラインに比べると強くないので、妊娠中の方が探されることも多いデザインです。
胸下の切り返しから自然と流れるスカートが美しいラインをキープしてくれるため、スタイル良く見えます。
スカートにある程度ボリュームがあったり、装飾があるとキュートな雰囲気にもなります。
トレーンがコンパクトなエンパイアドレスは、歩きやすさも期待できます。
ミニドレス
動きやすさやカジュアルさを追求するなら「ミニドレス」
脚が見えるスカートのドレスをミニドレスと定義していますが、膝上の丈のものから、ミモレ丈、前面のみ脚が見えるデザインなどさまざま。
ミニドレスの特徴
ミニドレスは何と言っても、動きやすさとカジュアルさ。また、他の花嫁とかぶりにくい、というポイントも。 海外挙式や二次会用にミニドレスを検討する方が多いです。
さまざまな2wayドレスがありますが、こちらはスカートが2wayで楽しめるデザイン。
ドレスの種類を絞るポイント
「これ!」と絞るのはもったいない!
主にドレスには6つの種類があることをご紹介してきました。どのシルエットも素敵で、「これ!」と決め難いのが正直なところではないでしょうか。
ほとんどのドレスが、ご紹介したシルエット6種類のいずれかに当てはまりますが、Aラインにもエンパイアラインにも似ているものや、最後にご紹介したドレスのようにプリンセスラインとミニ丈とでシルエットを変えて着用できるものもあります。
最初から「Aライン」や「スレンダーライン」と種類で絞ってしまうと、運命のドレスとの出会いを遠ざけてしまうこともあります。
種類で絞るのではなく、こだわりたいポイントを集めて
たくさんのドレスに出会うことが、運命のドレスに出会う大事なポイント。たくさんのドレスを見て、自分が気になるドレスをピックアップしていくと、知らないうちに判断軸にしていたポイントや、こだわりたいことが分かってくるはずです。
(つるつるしたものよりもふわっとした生地が良い、ボリューム感のあるものよりもコンパクトなシルエットが良い、など)
その「こだわりたいポイント」が分かってくると、ドレスショップに行った際にもスムーズにスタッフの方へ相談も出来ると思いますよ。
ドレスの種類を知ることで、ドレス探しはぐっとしやすくなると思います。基礎知識としてぜひ、覚えてみてくださいね。