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【基礎知識】ウェディングドレスの素材・生地の種類
ウエディングドレス/カラードレス
最終更新日:2022/06/28
ウェディングドレスはAラインやプリンセスラインなど、シルエットで選ぶことも多いですが、ドレスの雰囲気を左右するのは使っている素材や生地の影響もあることを知っていますか?
そこで今回は、ドレス選びの前に知っておきたい、レースやチュール、オーガンジーなどの素材・生地について解説します!
シルク(絹)
高級素材として有名なシルク。ウェディングドレスでは定番の素材で、つるっと上品な光沢感が特徴です。
シルクの中でも最高級の素材が"ミカドシルク"で、おしゃれ花嫁に人気のアントニオ・リーヴァのドレスは"ミカドシルク"が使われていることでも有名です。
レース
レースは糸を透かし模様にしたり、よりあわせたものの総称のこと。
手法や模様もさまざまで、一概に”レースを使ったドレス”といっても、レースの模様やドレスのデザインによって雰囲気が変わるので、可愛い~大人っぽいまで変幻自在の万能選手です。
刺繍
刺繍とは素材や生地ではなく、布の上に装飾を施す"技術"のことを指します。
ウェディングドレスでは、レースの上に刺繍があしらわれたデザインが多く、刺繍を施すことでより華やかなデザインになります。
チュール
チュールは薄い多角形の網目からなる生地のことで、コットンやシルク、レーヨンなどの素材から作られています。
透け感がある素材なので、ドレスの華やかさを出すのにぴったり。挙式のベールにもよく使われている素材です。
オーガンジー
オーガンジーは、薄くて軽く、ハリのある平織物の生地のこと。チュール同様、ベースとなる素材はシルクやポリエステルなどさまざまです。
ドレスによく使われる生地で、複数枚重ねたり、袖や胸元をシースルーにするデザインにも使われます。
シフォン
シフォンは、薄く柔らかい平織物の生地のことで、ふわっと軽い生地感が特徴。スカーフなどにもよく使われる生地です。
もともとはシルクで作られたものが一般的でしたが、最近は化学繊維で作られたものも増えています。
タフタ
タフタはシワ感と光沢感、ハリ感のある生地のこと。適度な硬さがあり、さらさらとした手触りが特徴です。
もともとはシルクで織られたものしかなかったため、高級な生地として知られていたそう。カジュアルにもフォーマルにも活用できる雰囲気が魅力!
今回は、全部で7種類の素材や生地について解説してみました!
ドレスならではの素材も多いので、ぜひこれからウェディングドレス探しをされる方は、
素材や生地に注目して選んでみてはいかがでしょうか?